患者側から見た医療はどんなものか


医療提供者側にも利益を得る必要のある企業体だということで、規模が大きかろうが小さかろうがそこには必ず損得勘定が付いて回る。患者は基本的にお客さんだという認識は今となってはある程度世間一般に浸透したのではないでしょうか。
医師は医療というサービスを提供し、患者からその対価を受け取ることで商売は成立することになります。
昔は今よりはわかりやすかったかもしれません。今でもなお発展途上な医療ですから、一昔前は個人で情報を集めるのも、そもそも医師が少なく完全な売り手市場だったことからも、設備、人材の不足もカバーできたでしょうから、口コミなどでたよる医師の善し悪しだけが条件だったことかと思います。
ところが今はそうも行かない
開業医が基本と考えれば割とわかりやすいです。医師がいてそれをサポートする看護師がいて、医療機器設備、薬剤等を揃え運営はマネージャが行う。
それ相応の投資をするわけですから患者が来ないことには運営が成り立たない。だからいい病院であること、腕があり人格が伴い信頼できる医師であることをアピールする必要があるでしょう。
専門性を強調するのか、何でもアリを売りにするのか
グループのバックアップを楯にするのか。
患者の要望に応えるべく足りない部分を補うために医師などの人材、設備を追加して規模を広げるのか
この判断を誤ると、経営は困難になります。
ほんと、医療は商売です。
そういうことを患者側も良く理解するようになってきたと思いますが、それは健康体であるから理解できること。

多くの医療利用者の目的は、病気であれ怪我であれ崩れたコンディションを元通りに
戻すことです。それは程度こそあれ数日の短期間で済む場合もあれば数年と長期にわたって及ぶこともあるでしょう
そして、体が弱っているまたはそれに伴って心も弱っていることから
頼るべきその病院なり医師、看護師を含めたスタッフへの依存度は大きくそれに伴い期待も大きい。状態によっては藁をもつかむ思いです
これは健康時には考えることもないことでもあるからその時に成ってから痛感します。

そして
多くの企業体が時代と共に栄枯盛衰を見せるように今、医療も多様化しています。
あらゆる分野をカバーすべく、また多くの患者を受け入れるために巨大化する総合病院は時に破錠し、解体されて売却されて生まれ変わり
専門性を突き詰めながらその周辺分野をもカバーすることで信頼を集める病院もあり
その一方で、個人の開業医も重要な役割を果たし
離島、過疎地では自治体が呼ぶ臨時勤務の医師が唯一の頼りだったり
選択肢もあるようでなかったり、様々な要素が複雑に絡み合い、
情報もネットの普及で簡単に、誰でも得ることできるようになった割には必ずしも需要と
供給のバランスは取れておらず
多くの患者は時間、内容共に満足な医療を受けられているとは言えず
その割に医療従事者の待遇の悪さ、激務であることが日常的に取沙汰されていて

それがまた看護師などにあこがれるも、その勤務内容の厳しさに挫折するなどなり手不足の状態かを招き悪循環を生んでいますが
その状態はずいぶん前から世間で問題視されているのに一向に改善されていません。
これと、患者側の医療費負担とサービスの向上とどれを優先してもバランスが取れないからです。

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